低血糖時の救急処置薬(お守り)としての新薬「バクスミー」を入手レポ

1型糖尿病

1型糖尿病でも好きに生きる」をテーマにブログを書いています。yosh(@yoshlife1)です。

先週末は、去年1型糖尿病チャリティーランナーとして大阪マラソンを一緒に走った、星南(@Starsouth15)が開いていたポップアップショップ@原宿に遊びに行ってました。
彼女らしいユニークなアプローチで、1型糖尿病の認知拡大に努めていて見習わなきゃなと思いました。
オンラインショップ(https://typeoneclub.official.ec/)で買った、Tシャツ届くの楽しみにしてまっす。オンラインショップは10月26日までの期間限定みたいなのでご注意ください!

「バクスミー」の概要

さて、今日は1型界隈で長らく話題になっていた、重症低血糖時の緊急処置のための点鼻の薬剤「バクスミー」をついに手に入れた(主治医の先生ありがとうございます!)ので、解説とコメントしていこうと思います。

この薬剤について、簡単に説明すると「重度の低血糖で自分で対処(糖分を補給)できない状態になった時に家族が、投与することで血糖値を上げる作用のある薬」と理解しています。

幸い僕自身は、2年前に1型糖尿病を発症して以来「自分で対処(糖分を補給)できないほどの重度の低血糖」に陥ったことはありませんが、今後いつでもそういった状態は起こり得るので、そういう場合の備えとして、お守り的にも持っておくのに最適な薬なんだと思います。

もちろん、今までも重症低血糖時の対処方法はありました。
低血糖で意識がなくなってしまった場合の主な方法としては、グルカゴン(血糖値を上昇させるホルモン剤)を看護者や家族が筋肉注射(インシュリン注射の皮下注射とは異なる)をする。という方法が一般的でした。ただ、これには、筋肉注射のやり方が難しくハードルが高かったり、インシュリンとは別に注射器等を常時持ち歩くのが現実的ではなかったりと、いくつか問題がありました。

そういった、今までの重症低血糖時の処置の問題をいくつか解決したのがこの「バクスミー」なんです。

以下に、そんなバクスミーのメリットデメリットについて書いていきます。

バクスミーのメリットまとめ
点鼻式で第三者の投与も簡単(もちろん本人も)
小さいボトルで携帯可能
室温で保存可能
効果がすぐ現れる

点鼻式で第三者の投与も簡単(もちろん本人も)

これはバクスミーの最大の特徴ですが、従来のグルカゴンの「筋肉注射式」とは大きく異なり、「点鼻式」となっているため、だいぶ簡単で抵抗少なく投与できますよね。
1. 開封して中の容器を取り出す 2. 鼻の穴に差し込む 3. ボタンを押し切る だけの簡単ステップなので、近くのご家族等がすぐに使えるのは最大のメリットですね。

小さいボトルで携帯可能

万が一のために備えてということであれば、いつでもカバンに入れておけるサイズであることが求められますよね。
その点、バクスミーは、標準的なリップクリームより一回り大きいくらいのケースに入っているので、携帯性が抜群です。
普段のインシュリンポーチに入れておけば安心ですね。

室温で保存可能

注射型のグルカゴン製剤は、冷蔵庫に入れて保管が必要だったようですが、バクスミーは、同じくグルカゴン製剤ですが、粉末タイプで、常温での保存可能ということなので、そういった面でも心配しなくていいですね。

効果がすぐ現れる

実際にまだ試したわけではないので、感覚的に、どれくらいで効果が出るのが不明ですが、
リリー社の試験時のデータとしては、投与完了から10分程度で効果が現れるとのことです。
具体的な血糖値の上昇値としては、投与後30分で、最低20mg ~ 70mg強の上昇が見られるようです。

(デメリット)値段が高い…

バクスミーの唯一のデメリットは、値段が高いということだと思います。
1本あたりの薬価(薬の値段)は、¥8,368なので、保健3割負担でも、¥2,510となります…高いですね…
正直、夜間の低血糖時など、糖分を補給するのが面倒な時(補給後に歯磨きが必要だから)に、バクスミーで鼻から投与すれば楽だからいいなと、甘い考えで思ってたんですが、この価格だとそんなに気軽に毎日のように使える値段じゃないですね…
メーカーさん(リリーさん)、値段下げてください、お願いします…

まあ、これはあくまで重症低血糖時の緊急処置用途って感じですね。
普通の低血糖は、糖分の補給で解決するのは変わらないですね…笑
僕は普段の低血糖時は、これ持ち歩いてます。

低血糖時の味方「グルコレスキュー」の紹介

というわけで、バクスミーの紹介は以上になります!
また、使うことがあれば(望ましくはないが)、使用感や、血糖値が何分くらいでどれくらい上がったかレポートしたいと思います。

それでは